空腹時血糖値の基準
空腹時血糖値の基準は、
70〜109: 正常値
100〜109: 正常高値
(詳しい検査をすると隠れ糖尿病か境界型糖尿病が見付かる可能性がある)
110〜125: 境界型糖尿病(糖尿病予備軍)
126〜: 糖尿病となっています。
ブドウ糖負荷試験での食後2時間の血糖値は
〜139: 正常型
140〜199: 境界型
200〜: 糖尿病型です。
なお、食後1時間の血糖値が180を越えていた場合は、食後2時間の血糖値が139以下で
あっても急峻高血糖があるとして境界型糖尿病に準じて扱います。
また、随時血糖値が200以上で糖尿病とします。
糖尿病は、基本的には10-20年後に合併症となり、寿命が短くなるパターンが多いの
ですが高血糖は即、命の危険性に繋がります。。
また、高血糖がインスリンの働きを弱めてさらに高血糖を引き起こすため、
まさに悪循環となります。
通常、500くらいから「ケトアシドーシス」の危険性が高まってきて、
700-1000くらいを超えると「非ケトン性昏睡」になります。
もちろん、今の命が危険なのと、それをのりきってもちゃんとコントロールを
しないと、失明、透析、両足切断、心筋梗塞、感染が治らないなど、悲惨な人生が
待っています。
